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ピースサイン~どこかの道で

パイロットロード4トレイル…V-strom650ABSのタイヤ交換しました

Vストローム650に乗り換えてから1年経ちまして、12か月点検とやらで車両をショップに預けていました。
点検ではプラグ、エアクリ、ブレーキフルードを交換。

んで、ついでなんでこの機会にタイヤ交換もお願いしておきました。
この1年でメーターの距離は約15000キロ。※ちなみに購入時は走行900キロの新古車でした。
純正のタイヤはモチがよく喉につかえてンガトト(≧◇≦)… じゃなくタイヤ持ちが良く、あと数千キロはいけそうだったけどね。


純正のトレイルウィングはブロックパターンではあるが乗り心地も良く、バランスのとれたタイヤで特に不満はなかった。
値段も安かったんで、そのまんま同じものに履き替えてもよかったんじゃが、それじゃあブログのネタにはならんばい。
つうことで違う銘柄にしてみました。







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今回はミシュランのパイロットロード4トレイル(以下PR4T)を選択しました。ジャンルはツーリングタイヤです。

トレイルはアドベンチャー向けのモデルで通常モデルのZR規格とは異なるVレンジのタイヤでござる。
メーカーが乗り心地とウェット性能のよさをアピールしていたので、それが決め手となりました。





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ウェット時の性能アップに貢献する「サイプ」と呼ばれる細いミゾとまるい穴をあしらった独特のタイヤパターン。
世間ではこのパターン、好き嫌いが分かれるとのことです。なんかワカル気がする…
吾輩もパターンにほれてこのタイヤに決めたわけじゃないし (^^;
とはいえこのデザイン、機能美は感じとることができます。




PR4の感想はツーで1日じっくり走ってから書くつもりでした。
しかしショップでバイクを受け取りガソリン入れに20分走っただけでもノーマルとの違いが感じられました。
感覚が当たり前にならないうちに書いておこうかと。
以下ノーマルタイヤとの比較になります。



①乗り心地が良くなった
②接地感が増えた
③曲がりやすくなった



ちょろっと乗ってみただけでも、これだけの違いを実感。


①について、ノーマルでも乗り心地は良かったんですが、ロードノイズがPR4の方が少ないですね。エンジン音がクリアに聞こえました。
しっとりした乗車感はノーマルの方がありますがPR4にはしなやかな②接地感が格段にあり、路面をなぞるような得も言われぬ感覚が気持ち良かったです。



③について、ノーマル時に感じたフロントタイヤの立ちの強さ、直進性が弱まりました。
ノーマルのいくぶんドッシリした直進安定性はのんびりツーリングではある意味魅力的でした。
そこが吾輩は好きな部分でもあったのですが、曲がるときにはアンダーな特性でフロントの入りがワンテンポ遅れるクセがありました。
PR4はフロントの反応がニュートラルになり、タイムラグがなく素直に入ってくれます。
交差点の小回りはもちろん、Uターンもノーマルよりもクセがなくなり、やりやすくなりました。
その分、自分で操作して曲がってるぞ感は減りました。





ファーストインプレッションはこんな感じでした。

その他、高速道路や峠道、ウェット、フラットダート、耐摩耗性などで特筆する事項があれば、新規に記事にはせずこのページに追記したいと思います。



☆追記
ドライの高速道路でもノードノイズが少なく乗り心地の向上が感じられ、加速時にリヤタイヤが路面をつかんでる感覚も伝わってきます。
とはいえノーマルと比べて特別の優位性があるわけではないかな。 あと当たり前のことですがちゃんとなんの不安もなくまっすぐ走ってくれます。


峠道ではノーマルよりも格段に楽しくなりました。フロントの左右の切り返しがとてもスムーズになり意のままに操れるように。
狭いクネクネした林道でもスイスイ曲がってくれるんです。腕が上がったかのような錯覚に思わず頬がほころびました。


ダートではないですが砂利の駐車場をゆっくり走った感じではノーマルのほうが安心感がありましたね。
もちろん走れないことはないですがグリップは弱くタイヤは左右に暴れやすい印象です。


ウェットグリップとってもいいんじゃないでしょうか。
ウェットコンディションでもドライとさほど変わらない感じで安心して走れました。
信頼性の高いタイヤだと思います。


☆追記
交換後の走行約13,000キロでのタイヤの溝の深さフロント1.5mm、リヤ1.3mm(スリップサインは0.8mm)
新品時の溝の深さを測っておりませんので正確なことは言えませんが5mm以上はあったと思います。m(__)m


☆追記(2016.10)
交換後の走行約20,000キロで前後ともスリップサインが出たので交換しました。
15,000キロ持てば御の字と思ってたので、予想よりもライフが長くてよかったです。
末期はノードノイズがかなり大きくなりました。

走る道、乗り方で減り方に差が生じるのでなんとも言えませんが、私の場合は中減りによるハンドリングへの悪影響は少なかったと思います。2CT(センターは耐摩耗性重視、サイドはグリップ重視)の恩恵でしょうか。

履き終えて特に印象に残ったのは路面をしなやかに受け止める上質な乗り心地です。V-strom650の持ち味であるオールラウンド性や快適性を存分に引き出してくれる良いタイヤです。



次のタイヤ「バトラックス アドベンチャー A40」の記事はこちら








by birder-rider87 | 2014-10-25 07:00 | バイクorバイク用品