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ピースサイン~どこかの道で

ツーリングがてら小幡の街並みを散策



10月に入ってもなぜかパッとしないお天気続きで、せっかくの3連休も関東では雨の心配がなかったのは最終日のみ。


道の駅あしがくぼ は走りたくて走りたくてウズウズしてる多くのバイクであふれかえっておりました。まあいつものことではあるが。。。
それを尻目にR299を流し、私はNC殿と待ち合わせした 道の駅みなの へと向かうのであった。


今回は我々が最近ご無沙汰だった峠道を走りに行こうというプラン。
その道は群馬県道46富岡神流線といい、塩沢峠を越えるルートである。
paece!(・∀・)v


かつて関東最長クラスのロングダートを誇っていた御荷鉾スーパー林道へのアクセス路のひとつで、オフ車時代は何度か通っていたような。


その頃の薄い記憶でこのルートは道幅が狭く険しめの区間があることと、下仁田側へ抜けるルートは県45下仁田上野線の湯の沢トンネルを使った方が楽チンであることが理由でオンロードになってからはご無沙汰だったというわけなんです。


道の駅みなの→県37の裏道(NC殿開拓)→県71高崎神流秩父線(土坂峠)→R462十石峠街道→県46とつないでアクセス。


乗れてるNC殿がいいペースで引っ張ってくれたのでついて行くのが精一杯。というのはお世辞入ってますが、あまりまわりの景色が見れなかった。そのため記憶があいまいですが、県46はダム湖くらいまではまあまあの快走路だった気がする。


峠付近の御荷鉾林道と交わるあたりの道幅は1.5車線のブラインド。1ケ所だけ平野部を見おろす眺望の良い区間があった。
さらに下っていくと軽自動車がギリギリ通れるぐらいの狭さになり緊張感が増し、肩に力が入ってしまうのであった。

それを知ってか知らずかNC殿は下りは私に先頭を走るように命じていたのだ。おいしいとこだけ持っていきやがって!心の叫びである(笑)。


麓まで降りるとふたたび道は広くなった。途中にものすごく怪しいお店?があったが足を踏み入れる勇気がわかなかった。






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やがて道路脇に趣のある民家の数が増え、石畳風の路面になった。
「小幡の街並み」と呼ばれるエリアに入ったようだ。


無料休憩所の駐車スペースにバイクを停め、お茶でおもてなしを受けたあと、軽く散策しました。





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小幡は鎌倉時代に栄え、その後、織田家が8代にわたって支配していた土地だそう。
武家屋敷の名残か、石垣が多く残っています。




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「喰い違い郭」という複雑な造りの石垣。防衛のため見通しを悪くしてあるらしい。また下級武士が上級武士に出会わないように隠れる場所でもあったとか。
現代では理解できない社会通念が存在していたのでしょう。





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端の部分が大きな石、中間は小さい石で組まれた石垣。




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マンホールを撮影していたら、老夫婦に「私らも旅先でマンホールをよく撮る」と話しかけられました。
デザインはキジのつがいと松と桜でしょうか。






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日本名水百選の雄川堰が流れる桜並木に建つ「信州屋」で休憩します。
喫茶メニューで飲み物とソフトクリームが用意されています。
ソフトクリームはさっぱりとした口当たりながらコクのある余韻。

無料の休憩所・観光案内所としても利用できるみたい。


ちなみに建物に面した道路は歩道に見えますが、意外や意外、車道で車が通ります。よく見ると写真の右隅に「止まれ」の標識があります。




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近辺で食事できるのは道の駅甘楽。ピザがおいしいと評判なんだとか。
混雑していたので、我々はあきらめました。




このほかにも小幡には見どころがあります。残念ながら今回はすべて見てまわることができませんでした。
桜の季節には「武者行列」というイベントが開催されるそう。







by birder-rider87 | 2016-10-12 07:00 | ツーリング